FIP
Fielding Independent Pitching
分類
投手指標 › 実力評価
タイプ
Expert
分析レベル
★★★★☆
重要度
★★★★☆
指標の意味|Definition
守備の影響を抑えて投手の責任に近い失点防止能力を示す指標
何がわかる?|Purpose
被本塁打、与四球、与死球、奪三振、投球回から、守備や味方の守備力に左右されにくい投手の失点防止能力を測る。
防御率と比較することで、守備や運の影響を受けた成績の把握に役立つ。
ポイント|Key Insight
- 低いほど、投手自身の責任に近い失点要因が少ないと解釈する。
- 被本塁打、与四球、与死球は悪化要因、奪三振は改善要因となる。
- 防御率との差から、守備や本塁打以外の打球結果による影響を考える手がかりを得られる。
数値の目安|Scale
| 数値 | 評価 |
|---|---|
| 4.51以上 | 非常に高い |
| 3.81〜4.50 | 高い |
| 3.21〜3.80 | 平均付近 |
| 2.51〜3.20 | 低い |
| 2.50以下 | 非常に低い |
FIPは低いほど望ましい指標であり、目安はNPB一軍の先発・救援を含むシーズン成績を基準とした概算となる。
計算式|Formula
FIP = ((13×HR) + (3×(BB + HBP)) − (2×SO)) ÷ IP + C
Cはリーグ全体のFIPを防御率水準に合わせる定数であり、係数や基準値はシーズン・リーグで変わる。BBは与四球、HBPは与死球、SOは奪三振、IPは投球回を表す。
注意点・弱点|Limitations
- 打球の強さ、打球方向、守備力、走者を進める打撃などは評価できない。
- 本塁打以外のフェア打球をほぼ同じ扱いとするため、投手の打球管理能力を十分に反映しない場合がある。
- 投球回が少ない場合は数値が安定しにくく、救援投手と先発投手の単純比較にも注意が必要となる。